非モテ男としてのフィリップ・ラーキン

フィリップ・ラーキン(Philip Larkin, 1922-1985)の詩を意識して読み始めたのはいつか、思い出せない。最初に彼のことを知ったのはたしか、4、5年前に美学の論文で引用されていた「This Be the Verse」を読んでだったと思う(調べてみるとステッカーによる道徳的欠陥と芸術的価値に関する論文だ。論文の内容はまったく覚えていない)。それで、2009年の7月にはアマゾンで『Collected Poems』を注文している。また2011年の10月には「Dockery and the son」を読んで痛く感動し、前のブログに記事を書いている。多分半年から一年くらい前に、特に「Love Again」などの強烈な作品に再び打ちのめされるようなことがあり、ラーキンの書くテーマを僕自身の状況、感覚、思考などに勝手に重ね合わせるようなこともあって、段々と関心が深まった。一ヶ月程前に『The Complete Poems』と、高校生〜学部生向けの解説書を2冊購入し、部分的に少しずつ読んでいる。 Continue reading “非モテ男としてのフィリップ・ラーキン”